桜が関東でも咲きましたね。
週末から悪天候らしいので今年はちゃんと眺めることなく散ってしまいそうですね。
はじめに
今回は、冬を越したセファロタス(Cephalotus follicularis)の春最初の成長を記録します。
葉や捕虫袋の変化を観察し、昨年の状態との違いや、今後の育成方針についても考察しました。
同じようにセファロタスを育てている方の参考になれば幸いです。
蛇足ですが、ようこそページのサムネイルからもわかる通り、私が一番好きな食虫植物がセファロタスになります。
20年くらい前に1度だけホームセンターで見かけたきり。店頭にはあまり回ってこない品種なのではないでしょうか。オーストラリア原産・1科1属1種とのことなので珍しいようですね。
冬越し後、最初の動き|成長観察【3月下旬】

冬の間はほとんど動きがなかったセファロタスですが、3月も下旬に入り、いくつかの変化が見られました。
- 新しい普通葉が中央部から出てきた
- 捕虫袋の付いた葉(ピッチャーリーフ)が新しく出てきた
セファロタスはウツボカズラみたいな捕虫袋をしてますが、ウツボカズラと異なり葉先に捕虫袋が付いていません。普通の葉と捕虫袋葉が分かれて生えてます。

現在見えている捕虫袋は現在4つあります。一番大きなものは昨年夏からずっと枯れていないです。(去年の写真は次のトピックで紹介します)

2つ目は残念ながら蓋が開かないままです。(画像手前)
3つ目は若干蓋が開いてます。(画像奥)

4つ目は3月入ってから育ち始めました。
大きいものと比べるとかなり小さいですね。これからの成長が楽しみです。
成長の考察と過去との比較
去年の画像がありました。

昨年はまだ普通葉が少なかったです。また現在は枯れてしまっている捕虫葉も含め3つ付いてます。右側に蓋だけ見えている葉が上記で紹介している捕虫葉です。
普通葉も捕虫葉も赤みを帯びておりその点は今よりも映えている印象です。
冬の期間も部屋の窓際に設置して日光を間接的に当ててますが、弱いのか赤く染まらないですね。
また、古い葉の茶色化は自然な老化現象と考えられるため、特に問題視していません。
今後の育成方針と注目ポイント
今後の管理方針は以下の通りです。
- 直射日光を避けた明るい場所に置く
- 水やりは鉢底が乾ききる前に軽く行う(過湿を避ける)
- 捕虫袋付きの葉が出てくるタイミングを注意深く観察する
- 植え替えは年に一度のペースで実施する
今のところ室内で順調に育ってます。もう少し捕虫袋付いてほしいなぁとは思ってます。
植え替えタイミングを逃してますが今年こそ水苔にしようかなと考えています。暑くなる前には植え替えたいので4月中には頑張りますか。
本日のまとめ
セファロタスは、春の訪れとともにゆっくりと動き始めました。
焦らず成長を見守りたいと思います。
- 枯れずに順調に育っている。
- 捕虫袋は新しく育ち始めたものがあり。今後ウォッチします。
- 植え替えは4月にやります。