ふりかえり

食虫植物の葉の生え方を比較してみる | 成長観察記録【2025年8月25日】

はじめに

こんにちは。
以前の記事(ムシトリスミレ&モウセンゴケの観察 | 成長観察記録【2025年8月15日】)でモウセンゴケの葉の付き方を観察しました。
食虫植物はつい捕虫葉ばかりに注目してしまいますが、別の視点から観察することで、新たな発見があるものです。今日は他の食虫植物の様子も観察してみたいと思います。

我が家の植物について観察

葉について

品種葉の付き方
セファロタス成長点から複数の葉が同時に生える
ウツボカズラ葉が1枚ずつ、節ごとに左右交互に生える
ムシトリスミレ中心から葉が1枚ずつ左右交互に生える
サラセニア成長点から複数の葉が同時に生える
モウセンゴケ中心から葉が1枚ずつ左右交互に生える

検索してみると、「互生」「束生」がヒットしました。合っているか不明ですが覚えておいて損はないでしょう。葉が出る順番は「葉序」というようです。

根について

根は植え替えの記事(食虫植物の植え替え|食虫植物栽培記録【2025年5月1日】)でも紹介していますが、改めて根について観察します。
双子葉類は「主根と側根」、単子葉類は「ひげ根」と理科の授業で習ったと思います。
軽くググってみるとほとんどの食虫植物は双子葉類らしい(要出典)ので、主根と側根タイプと思われます。
ただムシトリスミレやサラセニアは根が多く、ぱっと見ひげ根のように見えますね。
すみません。
来年の植え替え時にはしっかりと土を落とした状態の写真を撮るようにします。

品種根の生え方
セファロタス太く長く主根が伸びる。側根は目立っていない。
ウツボカズラ主根と側根のように見える。挿し木個体は切り口からいくつかの根を出す。
ムシトリスミレ中心から根が複数伸びる。
サラセニア中心から根が複数伸びる。

分類を調べる

分類も調べてみましょう。品種については我が家の種類(と思われる種)を入れています。
※和名(学名)形式で記載しています。

品種
フクロユキノシタ科(Cephalotus)フクロユキノシタ属(Cephalotus)フクロユキノシタ(Cephalotus follicularis)
ウツボカズラ科(Nepenthaceae)ウツボカズラ属(Nepenthes)ウツボカズラ アラタ(Nepenthes alata)
タヌキモ科(Lentibulariaceae)ムシトリスミレ属(Pinguicula)ムシトリスミレ ブルガリス(Pinguicula vulgaris)
ヘイシソウ科(Sarraceniaceae)ヘイシソウ属(Sarracenia)ヘイシソウ プシタシナ(Sarracenia psittacina)
モウセンゴケ科(Droseraceae)モウセンゴケ属(Drosera)アフリカナガバノモウセンゴケ(Drosera capensis)
『育て方がよくわかる 世界の食虫植物図鑑』(田辺直樹 著) より参照

セファロタスについて補足

セファロタスは野生では1科1属1種のみなので珍しいとされています。ただ品種改良でいくつかの品種が存在しています。
私が育てているのは「セファロタス フォリキュラリス」です。

本日のまとめ

本日は育成している食虫植物について、葉と根の観点から観察してきました。
同じ食虫植物でまとめられたり、捕虫の仕組みによってカテゴライズされることが多いですが、分類的には全然異なる種だったりします。
このように別のグループの生物にもかかわらず、環境に適応することで似たような姿・機能を手に入れること収斂進化(シュウレンシンカ)と言います。
タラバガニはヤドカリの仲間ですが、カニのような特徴を持っているのも収斂進化の例に挙げられます。

また品種を整理してみると私の育てている植物達の分類はそこまで偏った編成になっていないことがわかりました。また、育てたことのない品種は山ほどあります。
例えばハエトリグサはモウセンゴケ科に属するので、あえて今育てている植物と同じ科の植物を増やしてみて比較してみるのも一興かもしれませんね。
というわけで本日の投稿は以上となります。お読みいただきありがとうございました。

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